東日本大震災を語り継ぐ、よみきかせ絵本。
宮城県石巻市 長面で本当にあったお話です。
日本語版動画
津波の怖さだけでなく、その時、みんながちからを合わせて乗り切ったことを、優しく伝えます。
2011年3月11日、とても大きな地震がおきました。
津波は何もかもをのみこんで、みんなはお寺の裏山に何とか逃げることができました。
雪の降る不安な夜を越すと、辺り一面はがれきだらけ。
その中に、お寺の鐘が残っていました。
「これをなべにして、おかゆを炊いてみんなで食べよう」
お米を探して、湧き水を掘り出して、かまどをつくって・・・
みんなで知恵を出し、ちからを合わせて、助けが来るまでの3日間を乗り越えたのです。
宮城県石巻市 長面で本当にあったお話です。
日本語版
英語版
8月4日 ミヤギテレビ
ミヤギnews everyにて特集されました。
8月19日河北新報 石巻かほくに掲載されました。
9月1日読売新聞に掲載されました。
9月2日石巻日日新聞に掲載されました。
9月27日河北新報 宮城版に掲載されました。
H29年5月19日TOKYO FM LOVE&HOPE~ヒューマン・ケア・プロジェクトに生出演しました。
http://www.tfm.co.jp/lh/
3月11日
両親
息子
○学んだこと
・家の片付けより、避難を先に考える。
・防災無線や放送に注意を向ける
・車の中が安全とは限らない
・津波の危険がある地域では、一刻も早く高台に登る
・家の二階で亡くなった方も多い。避難先として適切か、普段から検討しておく
○あると良かったもの
・防寒具・非常食・ライター
・懐中電灯・ラジオなど
(非常持ち出し袋を用意しておく)
3月12日
両親
息子
○学んだこと
・孤立状態になったら、周囲の協力なしに生きられない。普段から人付き合いが大切。
・困ったら迷わず助けを求める。困っている人には迷わず声を掛ける
・そこにあるもので何とかする知恵がもとめられる。自然の中でキャンプなどの体験が生きる
・スマホは便利だが、バッテリーや電波がないと役に立たない。腕時計やラジオなど、別に用意しておく
・商店の品物はあっという間に売り切れる。被災後に買えたらラッキー
○あると良かったもの
・ナイフなどの刃物 ・腕時計など
3月13日
両親
息子
○学んだこと
・津波の水はすぐに引かない。移動できるまでの2〜3日をしのぐ食糧や水を用意しておく
・ヘリコプターが着陸できたので、避難が早かった。すぐ近くの地域では着陸できず、全員避難までさらに2〜3日かかった
3月14日〜
○体育館での生活
・床に布団を敷いて、その上で1日過ごす
・プライバシーはゼロ
・自衛隊が炊き出し、簡易風呂を設置してくれるまで数週間かかった
・水が流れないので、トイレが汚物であふれる
・避難者が代表者を立てて、自らまとまった。役割を分担し、お互いを助け合う
・マスコミの心ない取材から子供を守る
・仮設住宅に移るまで4〜5ヶ月かかった
○自給の大切さ
・完全孤立の地域でも、畑と湧き水があり、火が起こせれば食事ができる。
冷凍庫にあった出荷用の魚介類を分け合って、毎日アワビやヒラメなどを食べていたといった例も。
・プランターでも、野菜を普段から自分で作る
○平時のそなえ
・東松島に「おさとう山」という避難所があります。周囲は平地で、避難する高台は近くにありません。佐藤さんというタクシー会社の元社長が、チリ地震の体験から、いずれくる津波のために退職後に自費で山を切り開き、避難所として小屋を建てていたものです。
震災前は周囲からずいぶんと批判されたようですが、おさとう山のおかげで70人もの人が助かりました。
どれだけ、自分ごととして考えられるか。想像力を働かせて、行動をおこせるかが大切と思います。
・命を分けたのは、海からの距離と、高さです。大震災のときも、三日前に震度5の前震があり、津波警報が出ていました。でも大きな津波は来ず、避難もしていませんでした。
津波警報がでたら、迷わず避難してください。100回避難して100回津波が来なくても、101回目も避難してください。
東日本大震災から10年が経ちます。
被災時に幼かった子どもたちも小学生になり、あの時に何があったのかを知らない子が増えてきました。
食べものも、着るものもなく、雪の降る中、濡れたまま、山の中で野宿しなければならなかったあの夜。
みんなが、お年寄りや赤ちゃんを気づかい、少ない食べものを分け与えたり、ブルーシートを敷いてあげたり。
知恵を出し、力を合わせて危機を乗り切ったのです。
子どもたちに、そのことを知って考えてほしい。よみきかせ出来る絵本がほしい。
と思い、石巻市 長面(ながつら)で起きた本当の話を絵本にまとめました。
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なべになった鐘
文・堀込光子
絵・堀込光子 堀込亘
自費出版
定価700円
〇購入方法
オンラインショップをご利用ください
BASE
https://gsfr3.app.goo.gl/pSzV6n @BASEec
(*一般の書店では販売しておりません)
〇お問い合わせ先
快笑整体院(堀込 亘)
080-8216-4749
tomoyukihorikomi@gmail.com
〇facebookページで情報発信中です
https://www.facebook.com/nabekane/
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〇メディア情報
平成28年
・8月 4日 ミヤギテレビ ミヤギnews every
・8月19日 河北新報 石巻かほく
・9月 1日 読売新聞
・9月 2日 石巻日日新聞
・9月27日 河北新報 宮城版
平成29年
・5月19日 TOKYO FM LOVE&HOPE~ヒューマン・ケア・プロジェクト
〇所蔵いただいている図書館
・宮城県図書館
仙台市泉区紫山1-1-1
022-377-8441
・仙台市民図書館(メディアテーク)
仙台市青葉区春日町2-1
022-261-1585
・若林区図書館
仙台市若林区南小泉1丁目1-1
022-282-1175
・石巻市図書館
石巻市羽黒町一丁目9番2号
0225-93-8635
・東松島市図書館
東松島市矢本字大溜1-1
0225-82-1120
・上越高田図書館
新潟県上越市本城町8-30
025-523-2603
・東北大学教育学部研究科 図書室
〇お取り扱い
・ヤマザキYショップ かほく・上品の郷店
0225-62-3670
石巻市小船越二子北下1−1
・快笑整体院
080-8216-4749
http://holichan.jimdo.com/
石巻市小船越字山畑86-11
〇関連本
・「海に沈んだ故郷」
連合出版 堀込智之、堀込光子 著
https://goo.gl/hcBo4q
・「被災地への誘い」
自費出版 堀込智之
080-8216-4749
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9:00~19:00 定休日 日・木